未成年者の喫煙
未成年者の喫煙が増えているそうですが本当ですか?
ごく普通の中学校でも生徒の3~5%が常習喫煙者とされ、高校生では過半数が喫煙者という学校もあるほどです。
現在、喫煙はニコチンによる薬物中毒との考えられていますが、子供は成人と比べて早期にニコチン中毒になりやすいことが判っています。
興味半分で1本すってみただけのつもりが簡単に止められなくなってしまうのです。
また、吸い始める時期が早いほど将来、心筋梗塞や肺がんなどで死亡する確率も高くなることも明らかになっています。
子どもにタバコを吸わせないためには、周りの大人が喫煙している姿を見せないことが重要です。
最近は敷地内を前面禁煙にする学校も少しづつ増えてきています。
今は禁煙を希望する人には、ニコチンパッチをはじめ様々な禁煙を支援する方法が発達してきており、以前より禁煙の成功率は高くなってきています。
(平成14年12月11日)